青野慶久さんは、サイボウズ株式会社の代表取締役です。サイボウズといえば、他の会社にはないユニークな福利厚生が用意されていることで知られています。そんな変わった会社の代表を勤める青野慶久さんは、やはり変わった方なのでしょうか?今回は青野慶久さんの生き方について見ていきましょう。

就職経験を経て数人でサイボウズを設立

青野慶久さんというと、天才的なイメージを持っている方もいるでしょう。しかし、いきなり起業に至ったというわけではありません。大学卒業後は松下電工に入社しており、その同僚と一緒に1997年にサイボウズを設立しています。その当時は同僚が代表をつとめており、青野慶久さんは副社長という立ち位置でした。

M&A失敗後、追い詰められた時に気づいた「真剣さ」

青野慶久さんが代表取締役になると、すぐに大規模なM&Aを実施しました。しかし、これがことごとく失敗。1年間に2度も業績を下方修正し、会社の中も険悪な空気になっていたようです。そんな中、たまたま見かけた松下幸之助さんの本から、自分には真剣さが足りていなかったことに気づきます。また、社内の空気が悪い状態では何も改善できないと考え、「チームワークあふれる会社を創る」というミッションを定めています。そのことにより、社員を大切にする福利厚生が始まったのだと考えられます。

100人いれば100通りの働き方があっていい

現在、サイボウズではオフィスに出社する必要はなく、クラウドにログインするという方法になっています。その上、副業も自由に行っていいと定めているのです。このような働き方にしたのは、青野慶久さん自身が好きに生きたいと思っていることが大きいでしょう。サイボウズという社名はサイバーな子ども達という意味合いですが、その名の通り自由な発想ができてそれぞれの人生を楽しむ環境にいればいいという考え方なので、社員の満足度も高くなっているようです。

3度の育児休暇取得など、新たな風を取り入れる

青野慶久さんは社長自ら3度の育児休暇を取得しています。このように社長が好きなことをやることで、社員も自由に選択ができる環境を作っているのです。その上、選択的夫婦別姓に賛同の意見を持っていることから、結婚時には妻の性を選択しています。自ら働きかけて新しい時代の流れを創っていく青野慶久さんは、今後の世界の当たり前を構築する方だと言えるでしょう。

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