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プロフェッショナルズ・トーク 

業績アップに効くメンタル能力開発で企業のニーズに応える

             株式会社ホットインフォース 代表取締役社長 乾 敏晃さん


 近年、仕事に関して強い不安やストレスを感じている人が増え続け、精神疾患による休職者の増加は社会問題となった。 これを受け、厚生労働省は「メンタルヘルスの義務化」の方向に進んでいるが、現在、職場のメンタルヘルス対策に取り組む企業は、着実に増えている。 しかし、精神疾患の早期発見・早期治療といった従来的なメンタルヘルスケア (二次予防) はもう古い!?今回は、病気の予防(一次予防)はもちろんのこと、メンタル能力を高めることで業務効率をアップさせる手法「ほっとセラピー」を開発した乾敏晃さんに話を伺った。


メンタルヘルスの目的が、労働安全義務を果たすためだけでは、もったいない

――― 乾さんが実践しているメンタルヘルスケアは、一般的なメンタルヘルス対策と大きく異なるとのことですが、どういった違いがあるのでしょうか?

私が開発した「ほっとセラピー」は、単なるメンタルヘルスケアではなく、「人創り」そのものです。
 一般的に、企業が行うメンタルヘルス対策は、精神疾患者の早期発見や早期治療などの二次予防と言われるものに重点が置かれています。そのため、メンタルチェックを実施している企業もありますが、肝心な"診断に応じた効果のある改善プログラム"が準備されていないことがほとんどです。これは「改善した人が少ない」、「メンタル疾患者が減らない」という多くの実態からも明らかです。
 またそもそも、企業活動は、社員にしっかり仕事をしてもらうことが第一の目的なのでメンタルケアは、仕事の成果を高めていく方向に進むものであることが必要です。
 ですから、労働安全義務を守るためだけに、メンタルヘルスを行うのは、本当にもったいないことをしているように見えます。

 「ほっとセラピー」は、フィジカル面からメンタルにアプローチするもので、ストレスによる悪影響を改善し、病気になるのを防ぐといった予防や改善の効果ももちろんありますが、真価は、メンタル能力の開発にあります。
 メンタル能力の開発とは何かというと、モチベーションを高め、優れたコミュニケーション力を持った、実行力のある社員を育てるということです。その意味で、私は「ほっとセラピー」を「人創りマーケティング」と呼んでいます。
 メンタルヘルスは本来、こうして企業の実績アップにつながっていくもので、そうでなければ、企業としても力が入れられないと思います。


メンタル能力が組織の成果を左右する

――― どうして「ほっとセラピー」のようなプラグラムを開発しようと思ったのですか?

 組織の実績・成果というのは、社員一人ひとりのメンタル能力、簡単にいうと"実行する力"によって決まることを痛感したからです。
 私は、28歳の時に、友人と一緒に商品開発の会社を設立しました。商品開発の他、マーケティングやコンサルティングについても依頼を受け、一部上場の企業だけでも 50社以上、中小零細企業を含めると230社以上のプロジェクトに携わり、数々のヒット商品を手がけました。
 ところが一方で、コンサルティングをしても実行が十分にできず、思うような成果まで行かないケースも経験しました。どんな企業も人材の育成には悩みを抱えています。では、何がいけないのでしょうか?パソコンに例えるとわかりやすいかもしれません。

 パソコンの場合、新しいソフトをインストールしようとしても、ハードが古いバージョンのままだと入れることができません。この土台となるハードの部分が、メンタル能力にあたります。ソフトは、実務の研修やアドバイスといった知識やノウハウの部分です。
 これまで、ビジネスにおける人づくりというと、多くは、このソフトの部分ばかりを一生懸命やっていたと思います。でも、ソフトはハードの上で動くので、メンタル面の土台が弱い社員にはソフトの効果を期待できないのです。
 「何回アドバイスしても、言うことをきかない」「研修をしても実践に活かされない」というのは、まさにそういうことですね。
 一方でメンタル面への働きかけといえば、一般的には「やればできる」といった精神論か、「プレッシャーを与えて頑張らせる」か、インセンティブを与えることぐらいしかありませんでした。そこで、もっと誰にでも、着実にメンタル面を高めていくことができる方法が必要になったのです。
 幸い私は本業とは別に、トップアスリートのメンタル指導や、精神疾患者のメンタルヘルスケアを長年行っており、「ストレスの自己コントロール」をライフワークにしていました。
 こんな中で、これらをビジネス現場で活用するために、最先端の心身医療の手法をはじめ、調査研究を徹底してやりました。医療・健康分野で第一人者と呼ばれる方々から学び、実際に自ら、顧問先企業などで実践することで検証を重ねました。その結果出来上がったのが、身体を使って脳にアプローチをし、脳を変えることで行動変容を促す「ほっとセラピー」です。
 極端な話、このプログラムを使ってメンタル面を鍛えると、教育なんかしなくても、自ら伸びて行く社員をつくることができるのです。「自己成長心」といいますが、そこまで行き着くわけです。


身体から脳を変えていくことで、行動が変わる

――― 身体を使って脳を変えていくとは、具体的にどういうことでしょうか?

 昨今、自分の身体の変化、心の変化への気づきが低下している人が増えています。専門用語で「失体感」「失感情」と言うのですが、病気になって倒れるまで自分の身体や心の状態に気がつかないわけです。そういう人は、自分を客観視して「気づく能力」が衰えているということで、仕事の面でも同じような傾向が出てしまいます。頑張っているけれど、自分や周りが見えていないので、成果に結びつきにくいのです。
 例えば、よくある例なのですが、営業で、テレアポの件数を増やすように言われているのに、なかなかできない社員がいたとします。他の仕事が忙しくてできないと言っているけれど、実は根本的な問題として、テレアポへの恐怖心が行動を阻害しているんですね。
 最新の研究で、ストレスは、脳の理性の部分を介さずに身体に残り、そしてその身体の緊張が脳に伝わるということがわかっています。つまり、言って聞かせても、理屈では、ストレスのコントロールは難しいということです。
 こういうケースでは、まず、テレアポ → 緊張(恐怖)→ 嫌悪・苦手 といった思考がその人にしみついているので、このメンタルブロックを外すことを、身体を使って行います。
 筋肉の緊張と弛緩を繰り返す動作と呼吸法で、「身体の中に居座り続けている緊張」を緩めます。同時に自分の身体の変化に対し気づきを高める「意識化」を行いますが、こうすると、脳の中の背内側前頭前野という部分が、瞬時に鍛えていけます。この脳は、自分を客観視する部位なのですが、ここが弱まると、恐れや不安がコントロールできず、怒り、焦り、意欲喪失を引き起こすと言われています。
 呼吸法と身体を緩めることで脳内の血流が増え、ポジティブな気持ちを増幅します。
 また、緩んだ状態を意識することで脳がその状態を学習します。すると次から、自動的に脳は身体の緊張を緩めようとしてくれるので、自己コントロールが容易になります。また、こうした一連のトレーニングの後に、「思い込みの自分」「思考の枠」といった、誤った認知を改善していきます。
 テレアポでいうと、根本的な電話への恐怖心をやわらげ、「難しい」という思考の枠を外すので、驚くような結果が出るんです。みんな生き生きとしてきますよ。
 こういった自己客観視のトレーニングは、実は経営者の方が喜んでくれます。ビジネスの成否は、いかに客観的に物事の判断ができるかにかかっていますので・・・

 でも、これは体験した方でないとわかりにくいかもしれません。簡単な動きで試してみましょう。グッと力を込めて身体を緊張させてください。そして、その姿勢のまま何か楽しいことを考えてみてください。...できましたか?きっとできなかったと思います(笑)。
 このように、身体の使い方ひとつで思考を変えることができるのです。実は、このような身体と心のつながりについては、ヨーガで以前より実践されていました。しかし、それをビジネスの現場に結び付けたのは、おそらく私が初めてだと思います。












写真は、「ほっとセラピー」の様子。
「ほっとセラピー」には、精神疾患や生活習慣病の予防改善を行う「基本コース」と職種毎に必要なメンタル能力(営業力・企画力・ひらめき力等)をアップする「個別コース」がある。
「個別コース」の標準的な流れは、セミナー&エクササイズで理論や実習(簡単な体操と自己観察・客観視トレーニング)→ 定期的なインストラクターの派遣による実習 → セルフケアの習慣化。




――― 「ほっとセラピー」は、具体的にどのような効果がありますか?

 実習した方の8割以上に、業務行動において顕著な変容が出ています。あるOAメーカーでは、人員削減や経費削減、厳しい販売環境下でのノルマ等により、営業社員の過剰ストレスが問題になっていました。そこで、営業社員15名に、「ほっとセラピー」を週に1回の頻度で、3か月間実施したところ、新規顧客に対するアプローチにおいて、テレアポの件数、初回訪問件数、見込み客数のいずれもが実施前に比べ約3倍と大幅に数字が伸びました。
 もちろん効果があるのは、営業職だけではありません。製造現場でも同じです。製造現場には、さまざまな管理手法がありますが、これらは、先ほどのパソコンの例でいうとソフトの部分です。ハードの部分であるメンタル面を鍛えると、より大きな成果が出てきます。あるメーカーでは、QCや工数削減が進んだのはもちろん、社員の顔がイキイキしてきたと社長に喜んでもらえました。


もうこれ以上できないという所まで突き詰める

――― 最後に、乾さんが仕事をする上で心がけていることを教えて下さい。

 プロの仕事とは、必ず結果を出すことだと思っています。そして、結果を出すために、もうこれ以上できないという所まで突き詰めることを信条としています。突き詰めるとは、単に知識を習得するだけでなく、とことん自分でやってみるということです。
 「ほっとセラピー」の開発にあたっても、メンタルに作用すると思われるあらゆるものを、その分野の第一人者に指導を受けて、実践してみました。アロマ、呼吸法、ヨーガ、気功、コーチングなどです。
 自分でやってみてわかったのは、本に書かれていることが、必ずしも正しいとは限らないということですね。例えば、呼吸法について書かれたある医学者の本では「息を吸う時に汗が出て、吐く時は出ない」とあるのですが、自分の身体で試してみたところ、条件によっては、吐く時に汗が出ることもありました。つまり、身体の機能の奥深さに、まだまだ科学が追い付いていないということですよね。突き詰めるほどいろいろ新しいことが発見できて、これが「楽しさ」になってくるんです。
 今後は、一人でも多くの皆さんに、自分自身が本来持っている素晴らしい能力を体感して頂き、今まで以上に能力を開花させて欲しいと思っています。



【乾 敏晃(いぬい としあき)さん プロフィール】

(株)ホットインフォース代表取締役
(株)シープラン代表取締役

1960年 大阪生まれ。早稲田大学教育学部卒。学生時代は水泳部(飛込)で日本学生選手権優勝。230社以上(一部上場企業50社以上)の多岐にわたるマーケティングに関わり、事業収益の拡大に貢献。この間、組織単位の業績は「個人のメンタル能力」に大きく依存し、コントロールが難しいことに着目。約10年の調査研究を経て「ほっとセラピー」の基礎を固める。メンタルケアにおいて従来の枠組み(疾病の予防改善)を超え、営業力アップや実行力アップ、企画力・ひらめき力・直観力のアップなど、企業の業績にダイレクトにつなげることを具体的な問題解決事例をもとに現場で実践。最先端の心身医療や、トップアスリートのメンタルトレーニング手法を、企業や団体の業績アップに活用できる道筋をつける。
医療・健康系では、医療機関の評価(関係書籍「病院ランキング」「全国病院番付」はベストセラー)、米国サプリメントの科学的根拠の調査研究、メールマガジン「癌めーる」(1999年より発行)。うつ罹患者の職場復帰支援やパニック障害、ボーダー(境界性人格障害)の改善支援・社会復帰支援、東日本大震災被災者のメンタルケアなど多数。

著書「ストレスを消す技術----逆境・病いに克つ48の自己コントロール法」 (日本地域社会研究所) 2012年9月発行予定 

(株)ホットインフォース ホームページ
http://www.hotinforce.co.jp/


*プロフィールはインタビュー公開時(2012年8月)のものです。


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